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【ロッド修理】ダイワエメラルダスEX AGS84.5M-T ティップ~ベリーは、、、

 

前回のエギングの時

メンバーの方もきてたんですが、
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その時どうやらロッドが折れたみたいです。

しかも丁度今週末はダイワのエギングパーティー。

ギリギリ間に合いそうでないんですね。

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ダイワエメラルダスEX AGS84.5M-T

僕にはどう考えても買えないロッドですけど、、、汗

 

 

高弾性ブランクを扱う上で仕方ないデメリット、ロッドが落ちてキズが入り、次のキャストで割れたみたいです。

 

しかもなかなかの曲者

折れた場所がこれまたティップから4番ガイドと5番ガイドの間という

僕の中では1番厄介な場所でもある。

特にエギングとなるとシャクリでブランクにも負担がかかるため、

ティップ~ベリーにかけては特に不安である。

 

 

しかし直してみないと分からない事、直してみて新たな発見など、経験値は上がるので直させていただくことになりました。

 

 

ロッドの修理には先ずブランクの破断面を確認

 

落下の際に他にもあやしいところはないかよく確認したが、ブランクが縦に割れてることもあり、そこの割れ部分も補修範囲になります。

 

 

次に、ブランクの破断面を整えてやります。

 

できるだけ真っすぐになるように整えてやります。

出来たら次は補強の骨となる物を作ってやります。

 

今回は時間も押してるのでドナーブランクを使います。

 

時間があるときは、ソリッド芯なんかを加工して補強に使うんですが、

時間もないため、今回はドナーロッドを使用することにします。

テーパー調整が容易に出来るので1番楽で正確な方法です。

いつかリビルドしようと思ってた、

懐かしいメガバスのデストロイヤーのティップをドナーに使うことにしました。

 

 

今回補修に使うエポキシ

 

このセメダインのエポキシを補強に使います。

こいつの特徴は一般的なエポキシとは違い弾力があること

ここからは密な作業となりましたので画像はありませんが、

 

無事最終コーティングまで終わりました。

 

最後に

1度免責を使ってるので、見た目うんぬんよりスレッドを巻いて補修しました。

ブランクはティップからベリーそしてバットエンドまで

1本での精密に練られた設計でできてるので、直した部分は強く補強は出来るが、あくまでも補強部分的な話ですね。

当然補強部分の前後は通常より負荷が掛かりますので、補強する幅、強度などもかなり重要になってきます。

しかし再び折れてしまうような直し方では全く意味がないので、今回はスレッドで補強、更にスレッドとブランクの間にカーボンロービングを0度に補強をかましました。とりあえずはこれで様子をみたいと思います。

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