【ロッドビルド】失敗は成功の基、カーボンモノコックを考える。
ロッドを組んでいるとEVAをつけるたびに思うことがあると思う、感度の阻害感というのか、
飾れば飾るほど自己満にはつながるけど、飾るたびに反響をころしてるあの感覚がいやで取り組んだカーボンモノコックハンドル。
今まで失敗を繰り返しは諦め、たまに閃きまた失敗を繰り返してました。
仕事に釣り、間にロッドビルド中々進めなかった、半ばあきらめかけてた、
何もかも求めすぎていたのでとりあえず一度形にしてみようと思い
感度は諦めドライではなくウエット式ですることにしたところ何とか形にはなった。
一回目に薄く被せてはエポキシとカーボンを少しずつ重ねていった。
感度は期待できないけどEVAをエンドにもっていくよりはマシな程度に
がやっぱりなんか物足りなくて、何かと少ない脳みそ働かせてやって
フッと思い付きうまいこといって納得できるモノができた。
マンドレルにカーボンを巻き付けにくく滑りまくってたのが一番失敗の失敗の理由でした。
そこで考えたのがこの案でした。本物のプリプレグを買うと済むんですがいかんせん高すぎです。
カーボンシートをトレーに敷いて、そこにエポキシを入れます。それで厚くならない程度に均一にしみこませ
冷凍室へ一日寝かせます。
でもって樹脂が固くなったんでマンドレルに巻きやすくなるはず、
カッターで3センチ幅ぐらいに切って巻き付ける、カーボンの厚みが約02ミリなんで3層巻きしました。
樹脂が冷えて硬くなってるんで、いつもより巻きやすく
いつもならズルズル滑るし、隙間はできるしでしたが、うまいこと密着しました。
ここからは締め付けのトルクが反響にかかわるので1Kのロービングでクロスカーボンの上から巻きながら締め込みます。
で緩まないようにセロテープとシュリンクテープできつく巻きエア抜きと硬化促進の為アルコールランプで収縮させます。
でもって上からアルミテープを巻きました
ここから指で密着させて画像にはないですが、旋盤で回しながらタコ糸でキッツキツに縛りこみ固定。
一日硬化させて、仕事の行き帰りに車のヒーターで温め硬化、
ばらすと納得、まずまずの音がでてニンマリです。
巻き方をもうちょい精度を上げると塗装しなくても行けそうですが取り合ずは納得ということでオッケーでしょう。
音の違いをどうぞ
このカーボンモノコックを使って余ってるブランク
マグナムクラフトのPX5920に現在進行中の4段テーパーソリッドを継ぐ予定です。
HMソリッドか24t低レジンソリッドかどちらが合うのか試しながら組んでいきたいと思います。
アジングにチューブラ?かソリッド?的なブログはありますがソリッドの長さ的な思考はあんまりないような気もします。
自分でロッドを焼けないのでもう少し納得できるまでただの丸棒と向き合いたいと思います。