【ロッド修理】ダイワエメラルダスEX AGS84.5M-T ティップ~ベリーは、、、
2016/10/23
前回のエギングの時
メンバーの方もきてたんですが、
[blogcard url="https://bidorie.com/2016/10/20/kazeura-eging"]
その時どうやらロッドが折れたみたいです。
しかも丁度今週末はダイワのエギングパーティー。
ギリギリ間に合いそうでないんですね。
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ダイワエメラルダスEX AGS84.5M-T
僕にはどう考えても買えないロッドですけど、、、汗
高弾性ブランクを扱う上で仕方ないデメリット、ロッドが落ちてキズが入り、次のキャストで割れたみたいです。
しかもなかなかの曲者
折れた場所がこれまたティップから4番ガイドと5番ガイドの間という
僕の中では1番厄介な場所でもある。
特にエギングとなるとシャクリでブランクにも負担がかかるため、
ティップ~ベリーにかけては特に不安である。
しかし直してみないと分からない事、直してみて新たな発見など、経験値は上がるので直させていただくことになりました。
ロッドの修理には先ずブランクの破断面を確認
落下の際に他にもあやしいところはないかよく確認したが、ブランクが縦に割れてることもあり、そこの割れ部分も補修範囲になります。
次に、ブランクの破断面を整えてやります。
できるだけ真っすぐになるように整えてやります。
出来たら次は補強の骨となる物を作ってやります。
今回は時間も押してるのでドナーブランクを使います。
時間があるときは、ソリッド芯なんかを加工して補強に使うんですが、
時間もないため、今回はドナーロッドを使用することにします。
テーパー調整が容易に出来るので1番楽で正確な方法です。
いつかリビルドしようと思ってた、
懐かしいメガバスのデストロイヤーのティップをドナーに使うことにしました。
今回補修に使うエポキシ
このセメダインのエポキシを補強に使います。
こいつの特徴は一般的なエポキシとは違い弾力があること
ここからは密な作業となりましたので画像はありませんが、
無事最終コーティングまで終わりました。
最後に
1度免責を使ってるので、見た目うんぬんよりスレッドを巻いて補修しました。
ブランクはティップからベリーそしてバットエンドまで
1本での精密に練られた設計でできてるので、直した部分は強く補強は出来るが、あくまでも補強部分的な話ですね。
当然補強部分の前後は通常より負荷が掛かりますので、補強する幅、強度などもかなり重要になってきます。
しかし再び折れてしまうような直し方では全く意味がないので、今回はスレッドで補強、更にスレッドとブランクの間にカーボンロービングを0度に補強をかましました。とりあえずはこれで様子をみたいと思います。